ディレクトリ チャンネル vol.18
統計数値から見る、世界の公衆無線LANの最新動向 最近、日本の携帯電話でもようやく無線LAN機能が搭載される機種が増え始めた。特にアップルのiフォンやノキア・台湾HTCのスマートフォン等、海外メーカーの高機能端末では無線LANが標準搭載となっているケースが多い。海外の場合、日本と違って3Gの普及が本格化しはじめたところであり、外出先での高速無線通信の手段として、無線LANが果たす役割がより大きい、と言って良いだろう。また、身の回りを眺めると携帯電話に限らず、携帯ゲーム機やデジタルカメラ等、様々な小型デジタル機器に無線LAN機能が搭載されてきているのが目に付く。米調査会社Instat社の最新調査によると、2007年だけで2.94億台の無線LAN搭載機器が出荷されていて、これが2012年には10億にまで達する、としている。こういった機器は屋内だけではなく、外出先でも公衆無線LAN経由でネット接続したい、とのユーザー要望は当然強い。本稿では各種統計数値を通じ、世界の公衆無線LANの提供状況や利用動向について、概観することにしたい。
