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  ディレクトリ チャンネル vol.40

 

  前述したように、データ復旧サービスは、読めなくなったデータを何とかして読み出してお客様にお返しするサービスです。ですから、「復旧」ではなくて「回収(サルベージ)」のほうがふさわしいのでは? という人もいます。しかし、「全てのお客様にデータをお返しすることができるのか?」と問われれば、残念ですが全てではありませんという答えになります。弊社の最近の復旧実績は、80%前後で推移しています。なぜなら、復旧できるかどうかは、読み出せなくなった原因、その後の状況によるからです。 単純に消去してしまったデータを読み出すのであれば、市販のソフトでも復旧ができますが、何かの拍子に損傷を受けた媒体の場合、ソフトウェアや簡単な設備では読み出せない事が多々あります(基板、ヘッド、プラッターなどに障害が起きた物、物理障害といいます)。もちろん、削除など(論理構造破損といいます)でも、場合によっては取り出せないケースもあります。ときどき復旧率99%、100%をうたう業者さんもいますが、個人的には「ありえない(簡単なものしか取り扱っていないのか?)」などと思ってしまいます) よく問い合わせで、開口一番「データ復旧できますか(読めますか)?」と聞かれることがありますが、弊社のコールセンターでは、具体的に内容をうかがった後、お客様の方で対応できる方法があるようでしたらそれをお伝えし、お客様側では作業不能と判断した場合は、現物を見なければ状況判断できない事をお伝えし、ご理解頂いています。落ち着いてというのは難しいかもしれませんが、復旧を依頼される際には、まずどのように困っているのかについて、お話し頂ければと思います。少し古いですが、事件は現場で起きているんです。

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