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  ディレクトリ チャンネル vol.7

 

 Pythonスクリプトにグラフィカルインタフェースを実装する場合の選択肢としては、多少煩雑になるのは覚悟の上でTKinterなどのGUIプログラミングキットを用いるのが一般的だろう。ただしこの手法を実践するにはかなり高度なコーディングスキルが求められるため、初心者レベルのPythonプログラマーにとってはハードルが高いというのが実状である。こうした面倒なコーディングを経ることなく、Pythonスクリプトへの簡易的なGUI機能の組み込みを可能にしてくれるのが、本稿で紹介するEasyGuiというモジュールだ。実際EasyGuiを利用した場合、数行のコードを追加するだけでPythonスクリプトをグラフィカル化できてしまうのである。  EasyGuiの能力を実感する最善の方法は、これを用いて手元にある既存のPythonスクリプトを改良してみることだ。本稿ではそのためのベースとして、メモ類、URLの控え、行動予定リストなどのパーソナルデータ管理用にわたしが作成したPygmynoteという簡易管理ツールを使用することにする。オリジナル状態のPygmynoteでもそれほど使い勝手が悪い訳ではないが、ここではレコード抽出操作を簡単化するために、幾つかのテキスト入力ボックスとダイアログを追加してみることにしよう。  スクリプトの改良作業に着手するに当たっては、事前にEasyGuiをインストールしておかなくてはならない。まずは同モジュールの最新リリースをダウンロードし、アーカイブを展開して得られるeasygui.pyファイルを/usr/lib/python2.5/site-packagesディレクトリに移動しておく。そしてこのモジュールを利用するスクリプトについては、その先頭部に「from easygui import *」というインポート行を追加しておかなくてはならない。以上の準備が完了すると、EasyGuiを用いたスクリプトの改造が行えるようになっているはずだ。

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