ディレクトリ登録サービス 海外ディレクトリー 約50サイト登録サービス

  ニュース28

 

 現状でcompFUSEdのパッケージは、Ubuntu、Fedora、openSUSEのリポジトリには収録されておらず、本稿の執筆においてもバージョン200712321のソースを入手した上で、後述する手順による64ビット版Fedora 8マシンを用いたソースからのコンパイルを行っている。ダウンロードページで公開されているcompFUSEdのtarボールはcf-GISMO-date(date部は日付)という名称にされており、おそらくcfというプレフィックスはcompFUSEdを示す略号だろうが、このtarボールを展開して得られるのはCompFusedというディレクトリで、このディレクトリ名に日付やバージョン情報は付けられていない。  compFUSEdは圧縮ライブラリの、zlib、bzip2、lzo、lzo2をサポートしているが、Fedora 8に関しては、最後2つのライブラリのコンパイルはサポートされていなかった。このように各自のLinux環境でコンパイルできなかったり不具合の生じた圧縮ライブラリをサポート対象外とさせるには、Makefileの編集が必要となる。またデフォルト設定下でビルドされたcompFUSEdは、プロファイラライブラリへのリンク作成を試みるので、こうしたリンクの依存性を取り除くにはRules.makeファイルを編集しなくてはならないようだ。更にこのビルドの場合、シンボルや共有オブジェクトに関するエラーおよび、位置独立コード(PIC:Position-Independent Code)を示す-fPICオプションの未指定時に生じる問題も解決しなくてはならなかった。PICコードの特長はメモリ上の異なる位置に読み込み可能というもので、共有ライブラリのコードをコンパイルする場合に役立つが、それは複数のライブラリが同一のアドレスを使用する場合に必要に応じた移動が行えるからである。実際私の環境では、Rules.makeのCFLAGSに-fPICオプションを追加してから「make clean all」を実行することで正常にコンパイルできるようになってくれた。

メニュー