ディレクトリ登録サービス 海外ディレクトリー 約50サイト登録サービス

  新情報30

 

  curl-loaderは、「SpirentのAvalancheやIXIAのIxLoadの代替として使える強力かつ柔軟なオープンソースのテストソリューションの提供」を目的としている。完成度と柔軟性の高いcURLライブラリを利用して、要求や認証、セッションの処理を行う。  curl-loaderのビルド方法は単純明快で、パッケージをダウンロードし、展開して、展開先のディレクトリでコードのmakeを行うだけだ。ただ、ip_secondary.cというファイルに「#include 」という行を追加する必要があった。おそらく、最近のglibcヘッダファイルの変更が原因だろう。また、curl-loaderをコンパイルして実行するには、OpenSSLのライブラリとヘッダファイルのインストールも必要になる。  テストを始めるには設定が必要だ。curl-loaderの設定は2カ所で行う。1つは、具体的なシナリオを決めるパラメータを記述する設定ファイルである。書式は簡単で、変数に値を代入する「VAR=VALUE」という形の式を1行ずつ並べる。非常に分かりやすいサンプルが、ソースツリーの「conf-examples」ディレクトリに幾つか用意されている。  curl-loaderでは、複数のIPアドレスを使って、別々のクライアントから要求が来る状況を再現できる。そのため、INTERFACE、 CLIENTS_NUM_MAX、NETMASK、IP_ADDR_MIN、IP_ADDR_MAXの各値を各自のネットワーク環境に合わせて調整する必要がある。同時接続可能な最大クライアント数は、指定するIPアドレスの範囲によって決まる。  もう1つの設定の場となるのが、curl-loaderを実行するコマンドラインインタフェースだ。必須となる「-f」引数には、テストに使うシナリオファイルの場所を指定する。そのほかの引数は、実施するテストの微調整に用いる。例えば、curl-loaderのデフォルト設定では、要求の発行がシングルスレッドで行われる。システムリソースの節約とパフォーマンスの向上には悪くない設定だが、マルチコアCPUのマシンであれば「-t」オプションを使って、利用するコア数に応じてスレッドを追加するとよいだろう。  テストの結果は、サマリ情報が画面上で定期的に更新されるほか、詳細な情報がログファイルに記録される。拡張子が「.log」のファイルには発生したエラーの情報が、「.ctx」ファイルにはクライアント別の統計情報が、「.txt」ファイルには時系列の統計情報がそれぞれ書き込まれる。  Pythonで書かれた、curl-loaderの類似ツールとしてPylotがある。こちらはGUIを備え、設定ファイルがXML形式になる。

メニュー