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  レポート10

 

 Squid Graphは、手元のSquidプロキシサーバのaccess.logファイルに記録されたログを基にして、キャッシュのヒット数やキャッシュのみで処理されたリクエストの比率といった、プロキシアクセスおよび転送に関する統計情報をWebページ形式にて表示するためのPerlスクリプトである。こうしたSquid Graphの機能は、Squidの設定が最適化されているかという確認をする際に役立つはずだ。  Squidのキャッシュが有効に機能しているかのその他の確認法としては、Simple Network Management Protocol(SNMP)のサポート設定をSquidに施した上で、Multi Router Traffic Grapher(MRTG)やCactiを用いたSquidのモニタリングをSNMPを介して実行するという手法も存在する。これに対して本稿で解説するSquid Graphの有すアドバンテージは、セットアップの手順が非常に簡単で、SNMPに関する知識や他のサーバをインストールする負担が不要というものだが、求める情報を取得するにあたって、Webページ形式ではないコマンドライン操作をある程度必要とするのが欠点と言えるだろう。  Squid Graphを使用するにあたっては、事前にPerlおよびperl-GDをインストールしておかなくてはならない。Squid Graph本体のインストールについては、必要であれば/usr/localディレクトリにコピーしておいてもいいが、あるいはより単純に./squid-graphというコマンド指定で起動させるというオプションも存在する。  Squid Graphを実行する際には、対象となるログ情報を記録したSquidのaccess.logファイルだけでなく、その内容をグラフィカル化した統計情報をWebページとして書き出すディレクトリ名も指定しておかなくてはならない。またこれからaccess.logファイルを新規に作成してログ情報を蓄積させていくという場合は、下記の手順によるsquid.confファイルの変更も必要となる。

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